世界の警察か?犯罪国家か?おすすめ度
★★★★★
作品としての完成度は非常に高い評価が出来ます。
「戦闘シーンばかりで、中身が無い」なんて思われる方も居られそうですが、戦争の中身は戦闘だけです。
徹底して本質のみを追及した辺り、戦争ドキュメンタリー作品という見方が当てはまるのではないでしょうか。
ただし以下の事実だけは意識の片隅に置いていただければ、なお一層この作品が理解できるのではないかなと思います。
作中のソマリアに限らず現在のアフリカの国々の多くは政情不安定、民族紛争も未だに根強く続いています。
こういう現状を生み出したのは紛れも無くアメリカとヨーロッパの国々であります。
帝国主義政策の下に行われた植民地計画。
列強各国は勝手に国境線をアフリカ大陸に刻み、ありとあらゆる資源と人間を搾取し続けた結果、現在の様な貧困と暴力が渦巻く世界と成り果ててしまいました。
そしてそれは今も形を変えて残っています。
アメリカは正義か?悪か?そんなテーマで見ていただきたいですね。
みなさん5.1ですかおすすめ度
★★★★☆
テレビの画面は、そりゃあ大きいほうがいいでしょうが、予算や場所の関係もあります。
うちはさして大きくないブラウン管ですが、音響は5.1対応でスピーカーを配置しています。
そして、この作品はその音響効果を余すことなく堪能させてくれる
作品であります。部屋を横切るヘリコプター、後方から飛んでくるロケット弾!!
すでに、5.1環境の方は是非ご覧ください。まだの方はこの機会に5.1にされてはどうでしょう。
DTSとドルビーサラウンドの違いは、我が家のシステム程度では聞き分けられませんが、なんにしても凄いです。
映画の「迫力」は、画面より音だと思わせる一本です。
ストーリーに関しては、起こった事実があるわけで、米国の選択の是非は、
映画を語る事とは別の話ですから、コテコテの現実を比較的冷静に追った
作りは評価されるべきだと思います。
すばらしい
おすすめ度 ★★★★★
非常に素晴らしい一品だと思います
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!
概要
1993年10月3日の米軍によるソマリア侵攻の失敗を描いた戦争超大作。ミッションは1時間で終了するはずだったが、米軍最新ヘリ・ブラックホークの墜落によってすべての歯車が狂い始め、兵士たちは地獄を体験することになる。
出演はジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、トム・サイズモアなどなど魅力的面々だが、戦場のさなか彼らの顔すら判別できないほど熾烈な戦闘シーンが大半を占めるのは、リアリズムのたまものか。ただし監督のリドリー・スコットは「これは観客に問いかける映画であって、答えを提供する映画ではない」と語っているが、結果としては大国アメリカの正義を強調する映画に仕上がってしまっている気もしてならない。(的田也寸志)