私が高校生の頃、友人の強いすすめで読んだ本です。読んだ後、さっそく本屋で買い求めた作品です。 全体的にのほほんとした感じなのに、要所要所に鋭い突っ込みや、お笑い、少し悲しい話しを盛り込んだ贅沢なマンガです。 最近は作風が少し変わってしまい、残念です。個人的にですが。
映画化が可能だろうか?おすすめ度
★★★★★
同じタイトルで映画化された、マンガ原作。
映画はまだ公開されていないが原作の魅力について書こう。
大人から見ると、たまに思春期過ぎるような、ナイーブすぎるような会話がされる。でもよくある青春ものと違うのはその絵柄だ。ふわっとしてのほほんとしたキャラクタがそういうせりふを言うことはリアリティがあるわけではない。でも、青春の持つ苦味やクセの強さをやさしくまろやかにしている。そしてそんな小さなキャラ達が泣くときに、こちらまで泣いてしまいそうな味があったと思う。
最近の作品であるブレーメンはすらっとした7頭身あるキャラと今までの3頭身キャラの場面が入れ替わる。だからというわけではないだろうが、少し青臭くて読むのが辛い面があった。
魔法の国のお話ではない。でもファンタジーのように感じる。
あるはずのない世界は現実の世界とかなり同じだけど、住んでいる人々は可愛くて丸くてそこにはちゃんと心の生きている気持ちがする。
泣きました…。おすすめ度
★★★★★
最初は3人が誘拐団をやっつける話の続きですが、
知性とギャグが1巻以上にてんこ盛り。
ホンモノの神父さんと3人とのやりとりが、めちゃくちゃ笑えました。
そして決め言葉は「文句があるならベルサイユへいらっしゃい」…(笑)
本編終了後は3人がそれぞれ主役になってます。
それぞれ、読んでてほのぼのする読後感でしたが、
特に柚子が主役の「オペラ座の怪人」は泣けた…。
「うそでしょ?ハル君…」の場面では一人号泣しちゃいましたよ…。
大捕物の結末と、三つの後日談おすすめ度
★★★★★
怪力お嬢様達が壁をぶち抜き、ロープと鎖でしばいて誘拐団を追いつめる本編の後半部分はもう止まらないお笑い暴力の突撃。本編の後に三人の主人公それぞれの「後日談」が用意されている。三つそれぞれがまた大変に味のあるストーリーなのだが、とりわけぬいぐるみの熊が主人のために奔走する「オペラ座の怪人」は泣かせます。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
背筋にゾゾゾという感覚が走りました
。値段の割には上出来。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!