マジカノ 特装版(7) (プレミアムKC)
さて、表紙は魔宮姉妹と引き締まった春夫の顔です。前巻で刺客に襲われた春夫ですが、事なきを得ました。然し物語は複雑な方向へと。刺客は組織に消されるところを逃げ出し、男装して春夫の身辺を探ります。吉川家には魔宮みちるが同居し、あゆみそして舞夏のジェラシーの炎は燃え上がります。でも、妹の千秋、冬乃は相変わらずの食べ物、お金に執着しまくり。そして、謎を解く鍵が黒須さんのところに。けど、この黒須さんも相変わらず妄想癖があるようで。ドタバタ、パンチラと盛りだくさんのコミックです。けど、物語は徐々にではありますが、進んでいます。けど、著者はマイアミ☆ガンズからパンチラが好きな作家さんです。けど大笑いできます。特装版にはドラマCDが添付されています。これを聞いてもコミックとは違ったハチャメチャぶりには笑えます。
マジカノ 4 (マガジンZコミックス)
マイアミ☆ガンズでお馴染みの作者が贈るラブコメ4巻。今回も兄思いの妹たちとドタバタやってくれています。今回は生徒会長が影の番長だった話も出てきて話も益々面白くなっています。これは買いです。
マジカノ 7 (マガジンZコミックス)
(収録内容)
第36話 守護者の祈り、戦いの詩
第37話 魔宮姉妹-あゆみとみちる
第38話 賢者の秘宝
第39話 魔剣の極意
春生はのほほんとして頼りない中学生だったが自分が魔法使いだと知る。
魔法省から刺客が送られてきたりする。
あゆみ中心にいつも結果的におバカな展開になりがちだが、今巻は結構しっかりしたストーリー展開になっていた。
いつもながらコメディな展開ではあるが、刺客から狙われる理由が未来見の鏡から秘宝をとりだせるのは春生であることではないかということから宝探しがはじまり、その宝探しが今巻のメインとなっています。
私は、今巻ですきなところは、春生が「財産なんかより・・・家族なかよくするほうがずっとたいせつなことだ!」とか「間宮さん(あゆみのこと)が、傷つかずにすむならそれでいい」と中学生にしては結構言いづらい恥ずかしいことをサラッと言えるけど一番大切なところを押さえているのが結構この作品のいいところだと思う。
今巻は未来見の鏡の秘密が不完全に終わっています。続きが気になって仕方ありません。