ストリートファイターEX plus α(the best)
ストリートファイターシリーズの3D作品、アーケード版「ストリートファイターEX plus」のプレイステーション移植版のソフトがこのソフトである。PS版ストシリーズでは初の3D作品で、ストIIシリーズのキャラクター(リュウ、ケン、チュン・リー、ガイル、ザンギエフ、ベガ、豪鬼)とストEXシリーズオリジナルのキャラクターの計19キャラクターが登場し、さらに、PS版オリジナルとして、ダルシムとさくらも登場している。ストEXシリーズオリジナルのシステムとして、スーパーコンボからスーパーコンボをつなげる「スーパーキャンセル」、相手のガードを崩す「ガードブレイク」といった、試合を盛り上げる要素があり、メニューにも、アーケードモードとバーサス(対戦)モードのほかに、サバイバルモード、タイムアタックモードがあり、さらに、指示された連続技をコマンド入力していき、課題をクリアする「エキスパートモード」がある。隠し要素もいくつかあるので、楽しめるだろう。キャラクターのグラフィックは、少々角ばっているが、動きはリアルで、2D格闘ゲーム(ストIIなど)と変わりのない操作性でプレイできる。登場キャラクターについては、最初に記載したとおりだが、もう少しストシリーズからキャラクターを出演させてほしかった。隠しキャラクターについてだが、一定の条件をみたすとサイクロイドβ(ベータ)とサイクロイドγ(ガンマ)というキャラクターが登場するが、この2キャラクターは3D作品らしいキャラクターとなっている(簡単にいうと、ロボットをイメージしてくれればいいが、ソフトを買ってプレイするのが一番)。すこし変わったストリートファイターシリーズを楽しみたい人にはおすすめのソフトである。
X-MEN VS STREET FIGHTER EX EDITION
SS版と同様、アーケードで最も出回っていたバージョン2ではなく、
その1つ後のバージョン3の移植です。技の性質が一部変わっているので、
バージョン2のようにできない連続技もあります。
(初期バージョンのRYUの地上旋風脚コンボは不可・バージョン2できた、
RYUの空中投げから方向キー上入力での空中再スーパージャンプも不可)
それでもまだ永久コンボはあります。
目玉の、必殺技またはハイパーコンボがヒットまたはガードされた時に別のハイパーコンボに
キャンセルがかけられる「ハイパーキャンセル」は結構新鮮です。
オリジナルの連続技を作るのが好きな人向け。
昇龍烈破→神龍拳とか
バーサーカークロー→ウェポンXダッシュ→ヘビーアームドバーディー→ウェポンXダッシュ等できます。
なお、ハイパーコンボが一種類しかないガンビット・ローグ・ジャガーノートは
同じハイパーコンボを連発できます。
試合前のロード時間がほぼ15秒(PS2でプレイ)かかるのと、処理落ち、
キャラのコマ数の減少はマイナスポイントです。
コマ数の減ったジャガーノートパンチは、パンチを振りかぶった絵とパンチが地面に突き刺さっている絵の
2コマしかないため、パッと見で瞬間移動や背中で体当たりしている技に見えます。
PS版は処理能力の関係で、2on2ができるのは同キャラ・対人モードの時のみ
(2on2ではハイパーキャンセル不可)で、基本的にCPU戦は1on1のラウンド制。
1on1でもパートナーとのハイパーコンボとヴァリアブルカウンターはあります。
おまけでアポカリプスが使えますが、対人モード限定なので、あってないようなものです。
このゲームに相当思い入れのある人にのみおすすめします。
セガサターンが現役なら、セガサターンの4M拡張RAM付き版で遊んだ方が、
ハイパーキャンセルとボス使用はありませんが吉です。
ストリートファイターEX 3
ゲーム中では曲がフルで流れる前に大抵の場合決着がついてしまうので、CDで改めてフルで聴いてみると新鮮でいいですね。音色が綺麗な曲が多くてお勧めです。
キャラクター別の曲は
・Matador(バルログ)
・Iron Eyes(エリア)
・Harem Beat(エース)
・Cute Mafia(七瀬)
・BARI-BARI Red heat(ブランカ)
・Temptation Gun(シャロン)
・Coolman Rosso(ロッソ)
・INDRA Bridge of TA・SO・GA・RE(ダラン)
のみの収録です。どの曲もキャラクターの個性をよくとらえていて、かっこいいです。ちなみに、ボイス・SEは収録されていません。
ストリートファイターEX plus α 必勝攻略法 (プレイステーション完璧攻略シリーズ)
久々にゲームで遊んでみたら、すでに技を忘れていたので、この本を買ってみた。写真がふんだんに使われていて、とてもわかりやすい内容だ! 二重丸をあげよう!
ストリートファイターEX+α
ストリートファイターシリーズ初となる3D作品。
CAPCOMの3D格闘ゲームとしては「スターグラディエイター」より新しく「私立ジャスティス学園」より古いのですが、何故かこれら両作品には導入されていた軸移動の概念が欠落しているので、殆ど2Dみたいなものです。3Dにおいて軸移動の概念は生命線だと私は考えますので、これは大きなマイナスポイントです。投げ技でのみ、何故か三次元的に動きはしますが…
内容はやっぱりと言うか当然と言うかストリートファイターなので、シリーズが好きな方は楽しめるのではないでしょうか。他シリーズに比べスーパーキャンセルが格段にかかり易いので、その点では敷居が低いと言えます。初心者の方にもお勧めです。
キャラクターが多いのもポイント。技が似通っているので個性化が図り難いですが矢張り少ないよりは多い方が良いのは言うまでもありません。御馴染みのキャラに加え、ガイルの元部下やケンと因縁の有るキャラクターが参戦しているのでストーリー重視の方も注目です。
更に隠れたポイントとして音楽が素晴らしいです。
ポリゴンの粗さは目立つものの、全体的に見ればよく出来た作品の部類に入ると思います。3Dだからと言って敬遠しないで是非一度お試し下さい。