M:I-2(ミッション:インポッシブル2) [DVD]
相変わらず映像はかっこいいんです。
もう始まり方からしてかっこいいんですが、結論から言うとスパイ映画じゃないじゃん!って感じでした。仮にもMI:2と名づけておきながら、肉弾戦中心。あるのは変装ネタだけ・・・(ガクッ)
トム・クルーズの、トム・クルーズによる、トム・クルーズファンのための映画でしたね。トムは好きですが、ミッション・インポッシブルの続編として「スパイ映画」を期待していたので、単なるアクションヒーローものになってしまったのが残念でした。。
決してつまらない映画ではなかったのですが、そういう観点から見ての★3つです。
ストーリー的には目新しい捻りがないものの、映画としてはよくできています。普通に2から観ても面白いと思いますので、ミッションインポッシブルはまだ観ていないという方にもお勧めしたいです。
ミッション:インポッシブル [DVD]
元々のTV版を知っている人たちは、この映画を観てどう思ったことだろう?この映画版では「おはようフェルプス君・・・」で始まる、あの名フレーズこそ生かされているものの、あとは全くといっていいほどのオリジナル、ましてや主人公の人柄や性格が踏襲されておらず、他のメンバーたちもすべてチェンジ・・・。
おまけにあのラストじゃ、TV番組を知る人たちを裏切ってしまうことになるわけだ。TV版を映画化したものって昔から結構あったけれど、これほどまで、原型を留めていない映画は無かったような気がする・・・。
とここまでは随分とけなしてきたが、実のところ、この映画自体は本当に良く出来ているように思う。
このようなパターンの映画では物語のどこかに無理や矛盾が出てくるものだが、観終わってその内容を振り返ってもほとんど脚本に矛盾が見当たらないのだ(唯一の疑問:あのメガネは置き去りにしたはずではなかったか?)。
そして、手に汗握るサスペンスやアクション、追跡劇有りで、盛り沢山で見ごたえ十分だし、人物も結構掘り下げられていて、観ているほうもコロコロと騙されてしまうのが何とも愉快ではある。
結局この映画は傑作とは言えないまでも、年に数本あるか無いかの娯楽大作に仕上がっているのではないだろうか。
第2作において原作の面影が全く無くなってしまうのが、何とも寂しい気がする。
Three Dollar Bill, Y'All
KORNの影響を受けているとあってリンプではこのアルバムが一番ヘビーです。
特にPollution~Counterfeitまでの流れが最高です。重々しい雰囲気から始まり終始彼らのへヴィサウンドの重力に圧倒されます。
ジョージマイケルの大ヒット曲をカバーしたFaithの暴れっぷりも最高です。
待望のウェス復帰作、Unquestionable Truthでもこのアルバムのへヴィさには勝てませんね。ちょっと捨て曲があるため減点-1とさせていただきます。
サックス&ブラス・マガジン volume.03(CD付き)
楽器の記事やセミナー記事もいっぱいあるけれど、やっぱり一番“面白かった”のは小ネタ・フレーズだろうか。
映画のロッキー、オールナイトニッポンやタモリ倶楽部のテーマソング、ケアレスウィスパー、映画ラピュタに出てくるパズーが吹く曲、そしてギャツビーのCMソングに地球防衛軍のマーチ……楽譜集で探すと面倒くさい(ないかも?)楽譜が載ってるわけですから。
トランペットの知り合いと演奏の合間とか友達の結婚式で使うつもり。
ただ以上の中にトロンボーンで吹ける楽譜はないんで、トロンボーン奏者の人は楽しめないかもですね。
でも(自分はトロンボーンもトランペットも吹かないけれど)、スカパラの北原さん、Pファンク系の大御所フレッド・ウェズリーといったトロンボーンの巨匠インタビューは、元々のバンドの音が好きなので、普通に楽しめた。
トロンボーン奏者の人はど〜なんでしょうね?
すいません、レビューというより、ただの感想になってしまいました。