レゴ テクニック ウニモグ U400 8110
形状の正確さではミニカーに及びませんが、作る楽しさ・遊ぶ楽しさではこのLEGO UNIMOGには敵いません。可動箇所の多彩さ、組みあげるときの楽しさはLEGO Technicシリーズならでは。
その大きさ故、飾る場所を見つけるのに苦労しますが、堂々とした風貌は立派なインテリアにもなりますよ!
この商品に限らず、LEGOはホコリの処理に苦労しますが、タミヤの「モデルクリーニングブラシ(静電気防止タイプ)」が使いやすくきれいにホコリを落としてくれます。
ウニヒピリ ホ・オポノポノで出会った「ほんとうの自分」
このサイトでは殆どが星5つで感動の嵐といった内容のレビューばかりだったので、翌日書店へ赴きすぐに購入。ホ・オポノポノは「ゆほびか」に掲載されていたヒューレン博士の記事で知ったのですが、ざっと目を通しただけだったので、理解には達しない内にこの本を手に取りました。
この本はインタビュー形式で、「ホ・オポノポノ」を世界に広めた第一人者のヒューレン博士と「セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ(SITH)」の創始者、故モーナ女史の一番弟子で実践者の中で一番長くクリーニングを続けているKR女史の会話で構成されています。タイトルにもなっている「ウニヒピリ」は潜在意識の事で、子供のような存在として現れ、魂のメモリーバンク、記憶庫を管理するもので、ホ・オポノポノでは世の中に起こる問題はウニヒピリの中の、宇宙の誕生から現在までの全ての生命、全ての鉱物などの記憶の再生であるから、ひたすらクリーニングに励むのみとしています。
なるほどと思う部分もありながらも、読み進めていく内に何故かしんどくなっていきました。何故ならクリーニングには終わりが無く、期待もするべからずで、問題が起こっても原因は分からず、クリーニングで記憶を消す以外には解消法がなく、他のヒーリングなどを受けてもその場限りでそのうちまた再現されるとあり、日頃のウニヒピリとの関わり方が問われるとの事。ウニヒピリと愛情深く接する事の重要性は分かりますが、毎朝1時間も対話する様にとか、四六時中気にかけてクリーニングを一緒にするべし等、気が滅入ってしまいました。しかもクリーニングのお陰でウニヒピリからのインスピレーションで良い事が起こって思わず「やったー!」と思ったらすぐにその気持ちもクリーニングしなくてはならないとの事。悪い事だけではなく、良い事さえもクリーニングしなくてはいけないというのは、なんとなく反自然的な気がしました。また、故モーナ女史が生前事業を持ちかけて来た男性に断った後、1日に3回、25年もクリーニングを続け、すれ違ってもお互い気づかなくなるまでやり続けるのよ、とのエピソードには気が滅入りました。つまりとても大変な実践で、ヒューレン博士がなぜ皆実践しないんだという言葉がありましたが、しないのではなく、継続出来ないのだと思います。勿論感銘を受けて実践に励んでいる方々も多くおられていますが、挫折されておられる方も少なくはないと思います。また、実践法を別枠で分かりやすく表記する等の親切心が欲しかったです。まあ、そう言いながらも何かあるとウニヒピリに語りかけてしまっている私ではありますが。
梅雲丹 液状エキス(6本)
届いた第一声が小さ〜い!でも、チロッと垂らすと、唾液がたくさん出てきました。唾液は若返りホルモンがたくさん。そして、何だか体がぽかぽか。梅が大好きなので、癖になりそうです。
うさぎドロップ 9 (Feelコミックス)
なんというか……良い意味で、煮え切らなくて、もんもんとした感情がくすぶるような作品でした。
女子だけではなくアラサー男子(私もそう)にはぜひ見て欲しい良作なのはまちがいありません。
日常的な非日常を、素朴な絵柄と無駄を省いたセリフで描いた作品なので、男性でも読みやすいですし、普段マンガよりも小説のほうがって人も想像の余地があるので読みやすいと思います。
素朴な絵柄ですが、みんなオシャレだったり、服装がチョイチョイ変わってたりダイキチのパンツまでオシャレちっくだったりで、さすがです。
言葉足らずの部分も絵柄や雰囲気で見せるのも、行間を読ませる小説みたいなので、のめり込んで何回も読みなおしてしまいます。
漫画喫茶とかでじゃなくて、購入して本当に良かったです。
正直、非常に素晴らしい作品だと思います。
ダイキチという40歳(最初は30歳)サラリーマン、実ではない娘のりん16歳(最初は6歳)の主人公二人の生活と成長の物語です。
1巻〜4巻は老若男女が楽しめる幼少ストーリー。
5巻〜9巻は10年後が舞台で、すこし少女漫画ちっくな感じです。
共通して言えるのは、どちらも非常に好感の持てる素敵なキャラだということ。
ダイキチはいちいちかっこいい(しかしイケメンではないw)し、りんはいちいちかわいい。他のメンバーも素敵です。
9巻の展開ですが、女性目線で見れば問題ないのかもしれませんが、男性目線だとどうしても手放しで喜べない気持ち悪さはあります。
以下、それについてはネタバレ抜きでは語れないので下にレビューです↓(レビューつーか、感想になっちまったな……)
ただ私にとってこの作品はは文句なしの星5で、心のあたたまる素敵な物語なのはまちがいありません。
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現実世界でもビックリ婚はいくらでもあるので私はラストの展開自体に違和感を感じません。(ペタジーニ夫妻とか?)
ただ、りんがダイキチを好きだと気づく心理描写は丁寧だったけれど、ダイキチがりんを女性と見られるようになる心理描写がガクっと抜け落ちていたのが残念です。
それがラストの賛否両論の大きな元にもなっているのではないかなぁと。
わたしはアニメ二話を見て、本屋に猛ダッシュで大人買いしたニワカファンで、最近一気に読んだわけですが、物語の中でいつもダイキチはりんのためになる行動を選び続けていたと思います。
ラストの「俺にはりんのことを拒むなんて絶対無理」というセリフは「りんが求めているならそれに俺は全力で答えるしかない」という意味でしょうか。
ダイキチらしいといえばダイキチらしいです。
でも、りんの「こどもを産みたい、ダイキチの」というセリフに、一瞬なんとも言えない表情をするダイキチはまだ少しわだかまりを抱えているようにも感じられます。
当然でしょう。
きっと見切り発車かもしれないけど、約束の卒業式の日までにダイキチも決心をつけたのでしょうから。
だけど、ダイキチの決心の大きな部分がりんのためであるなら、りんの幼少時代にダイキチの頭をよぎった「犠牲」ということから、なにも抜け出さないことになってしまいます。
絶対に二人が幸せにならなければいけないのですから、それではあんまりです。
なので冒頭にも書きましたが、「どこに出しても恥ずかしくない娘」から「つーか、高値の花だよ」になるまでのダイキチの葛藤を、着地が不完全でもいいから欲しかった。
電車の中で二年待てというダイキチの提案は、本気でりんのことを女性と見られるように努力してみる期間としてのはずなんですから。
ちゃんとりんを女性と見ることができる、その可能性やきっかけだけでもいいから、なにかそういう描写がなければダイキチがかわいそすぎます。
それはあの二年間の中に必要なことで、今までの生活の中に「実は見出していた」なんてことは絶対に嫌な感情でもあります。
二年間を飛び越していたのは残念でならない。せめてあと1巻、10巻で完結にして欲しかった。
うさぎドロップは行間を読ませる作品と書きましたが、さすがにこの二年間を行間で読めは正直厳しいです。
だから、あの後ダイキチはりんに対して男性として機能すんのかとか、夫婦として旅行したり子育てしたり幸せな結婚生活できんのかとか、もんもんもんもんさせられてしまいます。
当然りんのほうは全く問題はないでしょうが、ダイキチがそうなら、りんだってかわいそうです。
家族だとか人生のパートナーとしてなら最高な二人ということには、多くのファンは納得してくれるのではないでしょうか。
なら、結婚だとかこどもだとかはそれとなく置いておいて、なんとなくずっと二人で過ごしていくのかな? と思わせるラストのほうが、読者の脳内妄想がフルに動いてくれる気もしないでもないです。
しかし、ラストは決まってしまっていますし、個人的にはラストの結果はアリです。そこまでの道筋が足りないだけで。
番外編もあるようなので、二年間に何があったのか……なーんて話があればいーなーと思っております。
(ああ、でもないほうがいいのかなぁ……もんもんもんもん……)