怪奇!!幽霊スナック殴り込み!を見て、すぐ注文し今日届いたので見ました。同じ杉作J太郎作品で同時上映だったらしいですが、パワー不足だったかも。杉作J太郎いわく、人間狩りの方が男性キャストばかりなので女性に評判良かったらしい。ストーリーがとてもわかりやすく、蛭子能収の演技が意外に良かったり。残念だったのは本木美沙の出演が15秒くらいだったこと。本木美沙目当てだったのもあるし。
あなどれない!おすすめ度
★★★★★
杉作J太郎のことは前から彼が描くマンガや文章で好きだった。
それだけに杉Jがはじめて映画監督をした「人間狩り」と「怪奇!!幽霊スナック殴りこみ!」を見るとき期待と不安が入り混じった複雑な気持ちで見はじめた。
そして見終わった後、僕は映画監督杉作J太郎のファンになった。
勝手な推論でだが、おそらく杉Jはこの映画で、大ファンだと公言している東映やくざ映画に対するオマージュで作ったと思う。しかし、この映画の凄いところは映画マニアの作ったオマージュ映画としては終わってなく、ちゃ〜と杉J監督のこだわりが細かいところに反映されているのだ。
物語はネタバレになるの細かい説明は省くが、杉Jのすきそうな、もてない男たちの美学や、やせ我慢などを杉Jならではのペーソスとユーモア溢れる作風で描きながらも、虐げられた男たちの怒りが爆発する暴力描写になると一転、ハードな映像を観る者にたたきつける。これには驚いた。音楽も良かった。マカロニウェスタンや70年代のアクション映画のサントラを思わせる、もの哀しげでカッコいいテーマ曲が凄くいい感じ。元気のない時に見るといいかも。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
言うまでもなく最高峰
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。