千のナイフが胸を刺すおすすめ度
★★★★☆
ってGLAY※が歌ってたけど、なんかそんな気分。冒頭の十数ページは圧巻。残酷な短文、リアル描写がグサグサと、い痛ぇ〜よ。知らんかった。「弾が貫通した」って兵士が知るのは、太もも裏側から流血した瞬間なんだ。
どんな気分なんだろ。死体を目の前に「泣き出したかったけど、もう出てこなかった」気分って。平和が当り前の日本人には、想像を絶するシーンの連続で。でも残酷一辺倒だけでなく。ニクソンに詰め寄る反戦家の一面や、セピア色の思い出との対比もあり、ラストは切な過ぎる。
けして反戦活動が腰抜けだとは思わない。過去の自分を否定してなお主張し続けたコビックこそ勇者だ。
PS●62年7月3日生まれのトムクルーズの熱演は、『フォレストガンプ』など後の戦争映画にも影響を与えた
●日本人と愛国心→『五分後の世界』村上
●ごめんタクロー、自分の言葉でレビュれんかった。宣伝しとくね。
※97年ベスト盤♪『REVIEW』収録
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。ファンなら買って間違いなく損のない品ですね。
ホント満点を付けても良い出来です。