マツケンサンバ2 振り付けフォーメション完全マニュアル [DVD]
暴れん坊将軍という硬派イメージの健さんが、
舞台狭しと、歌って、踊ってするマツケンサンバは、
本当に舞台のフィナーレにふさわしい。
最近のサンバコンサートでは、今までおとなしく座っていたおばあちゃまたちまでが、
総立ちで腰を振り振り「オ、レ!!」。
このDVDでサンバ2をマスターし、日本中が元気になることを期待したい。
発売前ということと、今までのモノの重複も考えられ、星4つ。
林家木久蔵一門会 爆笑ビックショー! [DVD]
親がきくちゃんのことが好きなので、誕生日にプレゼントしてみました。
私も笑点くらいしか見たことがなかったので、落語は難しいかと思ったけれど、家族で大笑いし、親も喜びました。
一門会ということで、きくちゃんのお弟子さんの芸も見れます。
きくちゃんの息子のきくおさんももちろん出てます。木久蔵を襲名したとか。これからが楽しみですね。
さすがきくちゃんの弟子、という感じで落語だけではありません。
また、いやーんばかーんのダンス・・・・。全く落語と関係ないし。
でもそれが人気の秘密なんだろうな。子供も笑ってました。
親やおばあちゃんなどへのプレゼントに良いかも。
きく姫さんの落語がなかったのがちょっと残念。
踊り子魂
この本は、7月19日に大阪海遊館の横マーケットプレイスのイベントで娘が頂いた本なのですが、「娘さん小さいから、お父さんが読んでね!」と真島茂樹さんに直接声をかけていただきました。
本を開くと「maji」とサインがしてあり2度びっくり、良くあるタレント本かな?と思って読み進むと、予想を完全に裏切られてしまいました。
自叙伝ながら口語体による軽妙なリズム感で一気に読み上げてしまい、感じたのは真島さんの日劇に対する愛情と好きだから努力が苦にならないという生き様、そしてご友人たちとの喜びの日々、最後に踊りの道へ進むことを理解してくれたご両親への感謝の気持ち。
数多くの自伝がある中で読み終わった後に読み手をさわやかな気持ちにさせてくれた素晴らしい本でした。
M教師学園
絶妙のタイミングで“太宰治が登場”します。
この作品がまさに、現代の「人間失格」というのも、うなずけることです。
非正規労働が常態化し、将来への展望が持てない中、現代文明に立脚した社会・経済システムは、庶民の些細な不安から地球環境問題に至るまで、何一つ解決できません。
でも、そんな時代にも、人はひとりの男か、あるいは女として生きていくしかありません。
そしてそこにも、恋愛、結婚、そしてセックスをめぐるさまざまな抑圧が――。
この作品は、今までジェンダーや性的少数者の問題について研究を重ねてきた著者が、突然イロモノ小説に転身したわけでは決してないです。
むしろ、そういう蓄積を読みやすい形でリライトすることで、わたしたちに21世紀を生きるヒントを示しているのだと思います。
生きづらさを感じるすべての人、必読!
あの秋葉原の彼も、これを読んでいればあんな凶行に及ばずにすんだかも……。