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ロバート・アルトマン
おすすめ度:★★★★★
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エリオット・グールドに四つ星
おすすめ度 ★★★★☆

 ストーリーがいまいちわからない。なぜもうすこし要領よくできないのかとおもうが、たとえばジョン・ヒューストンもそうであるように、ストーリーテラーとしては不器用なひともいるのだろう。
 星を四つ差し上げたのは、エリオット・グールドがよかったからである。茫洋として、ハンフリー・ボガートより好感がもてる。
 ただし、数ある傑作群にくらべれば、本作はキャストも魅力的とはいえないし、繰り返し見たい気はしないかも。ラストシーンで、マーロウがアイリーンとすれ違う場面は、なんだこの手かよ、とがっかりさせられた。、



冒頭の猫のシーンがたまらない
おすすめ度 ★★★★★

チャンドラーの原作とストーリーも結末も異なるが、個人的には、この作品の世界の雰囲気こそが原作に忠実と思う。アルトマンらしく、登場人物たちも細かに描かれていて、非常に魅力的。ほぼ全シーンで煙草を燻らすエリオット・グールド演じるマーロウの格好良さ。スターリング・ヘイドンの酔っ払い演技も見物。そして、様々なアレンジで流れるジョン・ウィリアムズによるテーマソングも秀逸。



新世代ハードボイルド
おすすめ度 ★★★★☆

「ギムレットには早すぎるね」の台詞は登場しない。アルトマン監督はチャンドラーの原作からタイトルだけを頂いて、まったく別物に仕上げている。映画では良くあることで、目くじらを立てるのは野暮というもの。良い映画は皆そうだが、独自の雰囲気をたっぷりと持つ佳作である。
 どんなに痛い目に会おうと己の信条と思い込みを貫くタフなヘビースモーカー、このグールド演じるマーローは、ハンフリー・ボガード、ロバート・ミッチャムと比べても、最もイメージに近いはまり役である。あと、スターリング・ヘイドンがいい。「博士の異常な愛情」同様ここでも存在感抜群!シュワちゃんが台詞なしのチョイ役で出ているのもお楽しみ。



この映画を楽しむために必要な3つのこと。
おすすめ度 ★★★★☆

この映画を楽しむには、まず、チャンドラーの「長いお別れ」を読んでいること。次に、ロバート・アルトマンの「マッシュ」をみていること。そして、推理小説を映画化する場合、結末を自由に変えられるという法則を知っていることが必須です。

私は、最初に30年近く前に映画館でこの映画を見たのですが、ベトナム戦争後のアメリカを象徴しているようなあのけだるい音楽や、最後の主人公が歩いていくシーンが強く印象に残っていて面白い映画だと思いました。ビデオも安売りしていたのでもう一度見ようと思って買ってあり、今回見たのですが、主人公が猫の餌を買いにいって缶に入れ替えるシーンや、守衛が物まねをやるところ、そして最後のシーンなど、十分楽しみました。ただ、テレビサイズにカットされていて、残念でしたので、DVDはカットされていないので楽しめると思いますので、まず、チャンドラーの小説を読み、次に「マッシュ」の映画の中のおふざけを楽しんだあと見てください。


凄いの一言
おすすめ度 ★★★★★

まさに夢のコラボです 。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
買って良かったと思います。



概要
ハードボイルド小説で有名な、レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウものの一編「長いお別れ」を、アメリカ映画界の反逆児ロバート・アルトマンが監督し、マーロウをエリオット・グールドが演じるという異色作。
深夜にキャットフードを調達すべく外出した私立探偵マーロウ。翌朝彼はメキシコに旅立つ友人テリーを見送った後、突如逮捕されてしまう。妻を殺害したテリーの逃亡を幇助した疑いというが、当のテリーは自殺。独自に捜査を開始するマーロウだが、複雑に入り組んだ事件は、意外な様相を見せる。
ミステリーとアルトマン監督という異種混合は、必ずしも成功してはいない。ストーリーを語ることに比重が置かれがちなタイプの作品は、もとよりアルトマンの得意分野ではないのだ。ところが最初はその風体に違和感を感じるグールドのマーロウが、ハードボイルド世界と絶妙なマッチングを見せて、すこぶる魅力的。ジョン・ウィリアムズの音楽、デイブ・グルーシン・トリオによる男女混声の主題歌も、雰囲気を盛り立てて心地よさこの上なし。チンピラ役で無名時代のアーノルド・シュワルツェネッガーが出演している。(斉藤守彦)

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